セラミックが割れる原因と対策
セラミック治療も、お口の環境によっては破損のリスクがあります
セラミックは非常に硬く丈夫な素材ですが、陶器と同じように「強い衝撃」や「無理な力」が加わると、欠けたり割れたりすることがあります。
しかし、破損には必ず「原因」があります。当院では、単にセラミックを入れ直すだけでなく、噛み合わせのバランスや習癖(歯ぎしり等)を徹底的に分析し、二度と割れないための長持ちする治療を追求しています。
なぜセラミックが割れるのか?主な5つの原因
1. 噛み合わせの集中
特定の歯だけに強い力がかかる「過度な接触」があると、どんなに硬い素材でも疲労破壊を起こします。精密な咬合調整が不可欠です。
2. 歯ぎしり・食いしばり
睡眠中の歯ぎしりは、体重の数倍(約60〜100kg以上)の力がかかります。無意識の習癖は、セラミック破損の最大の敵です。
3. 設計・厚みの不足
セラミックの強度を出すには、一定の「厚み」が必要です。削る量を抑えすぎたり、設計が不十分だと、強度が保てず割れやすくなります。
4. 金属の土台(メタルコア)
硬すぎる金属の土台は、噛む力を分散できず、応力をセラミックに集中させてしまいます。当院では柔軟な「ファイバーコア」を推奨しています。
5. 適合不良・接着ミス
歯とセラミックが隙間なく「一体化」していないと、噛む力が逃げ場を失い、セラミックの一部に亀裂が入る原因となります。
当院の「割れ・欠け」を防ぐ取り組み
セラミックを長くお使いいただくために、当院では装着後のアフターケアまで徹底しています。
- ナイトガード(マウスピース)の製作:歯ぎしりから守るための「鎧」として、就寝時の装着を提案します。
- 高強度素材「ジルコニア」の選択:強い力がかかる奥歯には、ダイヤモンドに近い強度を持つジルコニアを推奨しています。
- プロビジョナルでの検証:仮歯の期間に「噛み合わせの癖」を確認し、最終的な形に反映させます。
- フルマウス治療:全顎的な治療で咬み合わせを整えます。
もしセラミックが破損してしまったら
まずは放置せず、すぐにご相談ください。小さな欠けであれば研磨で済む場合もありますが、多くは「なぜ割れたか」を診断した上での再製作が必要です。当院では「原因の除去」をセットで行う再治療を重視しています。
まずは当院までご相談ください
「他院で入れたセラミックが割れてしまった」「自分は歯ぎしりがあるから心配」
現在のお悩みを専門医が丁寧に伺い、割れにくい最適な設計をご提案いたします。
